新築住宅でできる5つの花粉症対策
2023/03/21
やってきました花粉の季節!
私も毎年花粉症に悩まされ目鼻がどえらいことになっています。
朝方は鼻水が喉へ垂れて炎症起こすので非常に痛く
持っていた某市販薬で副作用で両二の腕の痛みと眠気に悩まされ
新たに薬局で薦められた別の市販薬で
花粉症から1週間してようやく目鼻が快適になり始めました。
家の外ではマスクや専用サングラスをかける程度しか対策はありませんが、
自宅でくつろぐ時ぐらいは花粉を気にせずに過ごしたいものです。
そんな日本人の国民病と言われる花粉症も
新築住宅においてある程度ポイントを知っておくだけで
花粉症対策を考慮した住宅を計画することができます。
花粉症対策の重要ポイントは、
「花粉を家にいれないこと!」これにつきます。
1.玄関付近にクロークを設ける
家に帰ってくると上着などコート類には花粉がびっしり付いています。
家の外で花粉を払い、玄関横のクロークなどに掛けて収納できれば
花粉をリビングやダイニングおよび自室に持ち込むことはありません。
2.リビングの前室に手洗いスペースを設ける
手洗い、うがいは風邪予防の基本ですが、花粉を洗い流すことで
鼻水やくしゃみを和らげることができます。
家に帰ってきてすぐに手洗い・うがいができるよう、
玄関の近くには手洗いスペースを設けましょう。
手洗い器は薄型にすると逆に洗いにくいし水が飛び散って
掃除が大変なので大きめの手洗い器が良いです。
3.室内に物干しスペースを設ける
洗濯したものを外のベランダやバルコニーに干さず
室内の物干しで干しましょう。
外のベランダに干した洗濯物には飛んできた花粉がびっしり。
部屋に取り入れるとたちまち家の中は花粉だらけになるため、
花粉が飛んでいる時期は室内物干しは必須となります。
ただし、室内だけだと生乾きが気になる場合は
「乾太くん」などの衣類乾燥機の設置を考えてみてください。
4.床・壁・天井の素材は、花粉がつきにくいものを選ぶ
床はカーペットや畳などの隙間に花粉が入りやすい素材を出来るだけ
選ばないこと。花粉は想像よりも奥に入り込みますので、
なかなか掃除機かけても取れません。
逆にフローリングにしておけば掃除はラクです。
同様に壁や天井もツルツルの壁紙にしておけば花粉の付着の心配は少なくなります。ただホコリと同じように完全には防ぐことができませんのでご注意を。
壁材にエコクイーンなど塗り壁を採用して
湿度を調整した花粉対策も視野に入れるのもベストでしょう。
5.窓を開けずにお部屋の空気を綺麗にする
こもりがちな部屋の空気を換気するには
2箇所以上窓を10cm程度開けて空気の通りを良くするのが一般的ですが、
花粉も一緒にどうもよろしく、と入ってくるので大変です。
今は窓を開けずに外気の取り入れと空気を綺麗にするシステムは
いくつかあります。
その中でも床下設置型の換気システムはおすすめです。
土間空間の湿気対策を含め部屋の花粉に対しても貢献してくれます。
特に床上30cmの空間にいる小さいお子さんの生活空間に対しても
清潔な環境に保つことができます。
参考:マーベックス社 澄家
以上5つの対策は新築時であればそれほど導入に難しいものではないため、
家族の健康のために、ぜひご検討ください。
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